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コロナウィルス

 

福原:「歯医者さんが教える歯の秘密!」

こんにちは、木曜日の昼下がり、いかがお過ごしですか?

ここからは「歯医者さんが教える歯の秘密!」でお楽しみください。

お相手は、あゆみ歯科クリニック院長 福原隆久と、住友未央です。

MC:この番組では、歯に関する様々な情報をお届けし、予防歯科で健康寿命を延ばし、すこやかな未来を目指します。当たり前のようで知らなかった歯科の世界を、楽しくお勉強しましょう。それでは最後までお付き合い、よろしくお願いいたします。

「歯医者さんが教える歯の秘密!」この番組は、「あふれる笑顔をすべての人に」あゆみ歯科クリニックの提供でお送りします。

あゆみ先生、今週もよろしくお願いします。

福原:よろしくお願いします。

MC:番組への感想メッセージ、届いております。ラジオネーム、いくら丼さんいつもありがとうございます。「あゆみ先生、イクラ、食べられなくなったのですか?」

福原:いくら丼さん!そうなのです。悲しいことに、イクラをちょっとセーブしなければいけないという事態に陥りましてですね。

MC:あゆみ先生、先日ちょっと人間ドックに行かれて、引っかかったそうなのです。

「血糖値とコレステロール値がヤバいのですか?残念ですが、しばらく我慢してください」とのことです。

福原:そうです、皆さん、歯を大切にすることはとても大事なことですよ。なぜかと言うと、一生、美味しい食事を自分の歯でできて、一生、自分の綺麗な歯で笑えると。ただ、美味しいもの食べられるがゆえにですね。やっぱり美味しいですよね、イクラとかウニとかって。

卵とかも大好きですけど、コレステロールがおかげ様で上がりまして、まあ、平均を多少超えた程度なんですけどね。

内科の先生にこの前、●●●●●大動脈硬化で危ないですよ、みたいなことをやっぱり言われましてね。そう言われてみたら、一応直してみるかと。まぁ確かに、自分でもバランスの良い食生活とは言えないだろうなと思っている自覚はあったので。歯は健康だけど。美味しいものを食べるのはやっぱり好きですからね。

MC:イクラは一年間、我慢してくださいね。

福原:そうですね。イクラ、ウニ、数の子、卵、卵黄、明太子、その辺一通り全部セーブして、海藻サラダ、きのこ類、等々を食べるようにと。そして、運動を良くしましょう、とのことで(笑)

MC:これが医者の不養生というやつでしょうか。

福原:そうですね。だから、びっくりしましたよ、肺活量などを測って、肺年齢が出るのですよね。そうしたら、60何歳だか、はるかに高い年齢が出ていて。

MC:ええっ、先生、今おいくつですか?

福原:この間、一月に、42歳になりまして。だから、20以上、上回った数字が出て、もう一つ、動脈年齢だったかな?血管年齢も結局、60何歳的な(笑)

超音波検査では、首の動脈の中に白いもやがあって、これは何か腫瘍でもできているのかなと思ったら、「これは、脂系のものをいっぱい食べていらっしゃいますね」みたいなね。

MC:じゃ、ちょっと生活習慣を、食生活から変えていただきましょう。

福原:運動もしないといけないですね。だから皆さん歯を守るのはすごく大事ですけど、だからと言っておいしいものを食べ過ぎないようにね。健康はいいことですけどね。

食生活も気を付けていただいて、運動しながらやっていただければと思います。

MC:もう一ついくら丼さん、心配というか。「あゆみ歯科のオリジナルテント、オリジナルTシャツ作ったのに、コロナのせいでイベントが中止になって、残念ですね。コロナウイルス、早く終息してほしいですね」といただきました。

福原:そうですね。京田辺市商工会青年部が主催いたしまして、京田辺三山木で行うグルメストリートが延期と。●●●6月か8月かに行えるかな、というところでね。

またうちも●●●●●にも出店させていただこうかなと思っているのですが、やっぱりコロナでイベントがいろいろ中止になっているみたいですね。

MC:なんでも、コロナウイルスについて先生は、あゆみ歯科クリニックのスタッフの皆さんにコロナの正しい知識をお伝えしていると聞いたのですけども。

福原:そうですね。コロナ自体はね、まあ例年ある「風邪」、というと変な誤解を生みそうであれですけどね。「風邪」には、アデノウイルスとかライノウイルスとかいろんなウイルスがあって、「風邪」という病気はないのですよ。世界に。

MC:じゃ、風邪ひいた、というのは?

福原:何ウイルスかは分からないけど、それにかかって熱が出たり、鼻水が出たり、咳が出たり、しんどくなることを全部まとめて「風邪」という呼び方をしているだけで、「風邪」という病気はないのですよ。

MC:そうなのですね。インフルエンザとかもそうですか?

福原:昔はインフルエンザも風邪の分類だったけど、インフルエンザは数が多すぎて、それ用の薬とか検査薬も普及しているので、今は風邪とインフルエンザは分けられるようになっていますね。以前から、風邪の中の一個がコロナウイルスなのですよ。逆にいうと、コロナウイルスは去年までは風邪だったのですよ。分類的に、病院に行って「咳が出る、熱がちょっと出ている」と言って、「のど風邪ですね」と言われる。もちろん、ご高齢の方はそれをこじらせて肺炎になるというのはあるわけだから、それがいわゆるコロナです。

去年までは、コロナを検査して「コロナウイルスだ」となることもないから、検査薬などは特になかったです。何ウイルスか知らないけど治っている、こじらせたら肺炎になる。

MC:じゃ、普通に存在していたのですね。

福原:そうです。皆さんのお知り合いとか僕の知り合いでも、風邪をこじらせて肺炎になった人がいると思いますが、あれもコロナですね。それは去年までも一緒なのですが、だからといって、今年のコロナも危なくない、と言っているわけではないですよ。もちろん気をつけて。今年のコロナは新型と言われていて、武漢なのかは分からないですけど、そういったところから広がっていて、ちょっと型が少し違うと言われているので、気をつけなきゃいけないのはいけないけど、まぁ、コロナ自体は別に、よくあるウイルスなので、皆さん手洗いうがいをしっかりしていただいて、という。

その辺、千倍希釈の考え方やアルコールの消毒など、いろいろな話もありますね。アルコールスプレーも、もちろんできたらいいですが、ないからといって特にすごくヤバいと思う必要はなくて、日本の上水道が止まらない限りはやはり、千倍希釈の考え方といいますかね。

流水下での手洗い、喉のうがいをすることによって、かなり高い消毒効果はあるので。千倍希釈、というのですが、ウイルスがこれだけいたとして、ウイルスは水では死なないですけど、それを千倍量に薄めることができるわけですね。流水によって。それで感染を防ぐ、という。

一匹と、それが千倍以上の体積の水で流された場合、薄まるから人体に害がないレベルまでいけると。

MC:ウイルスが薄まる、ということですか?

福原:そうです。10匹いたとしても流されていくし、濃度の話と一緒ですね。

少ない水に食塩を入れているのと、非常に大量の水に入れた食塩と、それぞれ同量の食塩だったら、大量の方は薄まりますよね。別にしょっぱさもないし、害もない、という考え方を千倍希釈、といいます。だから、上水道がしっかりしているところでは、感染は広がりにくい。とはいっても、気を付けないといけないですけど。

だから、アルコールスプレーがないからヤバイ、ということではなくて、原始的な話に聞こえるけど、手洗いうがいはやっぱり、すごく大事ということなのですよ。

MC:なるほど。

福原:だから水道をひねった水で、手を洗って、うがいをしてもいい日本は、それはそれでちゃんとしていますよね。

MC:そうですね。ペットボトルじゃなくて、水道水でできますからね。

福原:このご時世ですから、皆さん、しっかりしてらっしゃると思いますけど、ぜひやってほしいと思いますね。

MC:そういうお話を歯医者さんに行った時に、歯を見てもらったついでとかに、スタッフさんとか、あゆみ先生から教えていただいたら、何か安心しますよね。正しい知識をスタッフの皆さんが身に着けていただいていたら、すごく嬉しいなと思います。

福原:危ない、ということではなくて、感染拡大を防いでいこう、というね。

MC:手洗い、うがいが大事、ということで教えていただきました。基本が一番大事、ということですね。

福原:そうですね。それと、必要以上に恐れる必要はない、というのは思ってもらえたらな、と思います。

MC:さて、先生、そろそろお別れの時間となりました。この番組の感想なども皆さん是非お送り下さい。

歯に関する疑問などもあれば、どんどんお寄せください。お待ちしております。

宛先はmail@kiku-fm779.com、またはfax0728438686までお送りください。お待ちしております。

福原:ではまた来週もこの時間にそれぞれお耳にかかりましょう。

「歯医者さんが教える歯の秘密!」お相手はあゆみ歯科クリニック院長、福原隆久と住友未央でした。

MC:それでは来週まで、ごきげんよう。

歯医者さんが教える歯の秘密

「歯医者さんが教える歯の秘密!」この番組は、「あふれる笑顔をすべての人に」あゆみ歯科クリニックの提供でお送りしました。