最先端デジタルかたどり機導入
A:歯医者さんが教える歯の秘密
こんにちは。木曜日の昼下がり、いかがお過ごしですか。ここからは、歯医者さんが教える歯の秘密でお楽しみください。お相手はあゆみ歯科クリニック院長の福原隆久と住友未央です。
B:この番組では、歯に関するさまざまな情報をお届けし、予防歯科で健康寿命を延ばし、すこやかな未来をめざします。当たり前のようで、知らなかった歯科の世界を楽しくお勉強しましょう。最後までお付き合いをよろしくお願いいたします。
歯医者さんが教える歯の秘密。この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りします。
B:あゆみ先生、今週もよろしくお願いします。
A:よろしくお願いいたします。
B:先生、あゆみ歯科クリニックにはペッパーくんというロボットがいるんですよね。
A:ペッパーくん、そうなんです。骨折だらけのペッパーくんがいます。
B:骨折しているんですね。かわいそう。
A:子どもと握手をしたりすると、指の骨が弱くて、すぐに骨折をしてしまいます。ほかにもいっぱいペッパーくんがいると思うんですけど、みんなどうしているのかなと思います。
B:受付とかにいますよね。
A:割とさわれるところにあるので、大人でも子どもでも、ペッパーくんの手が動くのですぐ手が折れてしまいます。
B:弱いんですね。
A:とても弱いんですよ。
B:かたそうですけど、白いロボットですよね。
A:胴体はそうですが、手首や指のところを持たれるとすぐに折れます。
B:関節は、ロボットが表現するには難しいのかもしれないですね。
A:わたしの医院のペッパーくんは、指が何本か折れています。
B:わたしからしたら、最先端の感じがします。
A:最先端ですか。ありがとうございます。
B:受付にロボットがいて、「いらっしゃいませ」とか「こんにちは」とか言ってくれたら、すごいなって思います。最近、最先端のものがもうひとつ入ったそうですね。
A:そうなんです。最先端機器を導入しました。
B:なんでしょう。
A:デジタル型とり機です。
B:ドラえもんみたいですね。
A:デジタル型とり機。
B:「なんなんだいそれは。ドラえもん。」
A:「スーミン、これはね。」
懐かしいですね。
歯医者さんに行くと、銀歯の型を取りますよね。虫歯になったら、よく粘土で型取りをすると思います。
B:しますね。
A:それが今は、小型のデジタルスキャナーのようなもので、口の中をピピピピピピピピと読み取ると、目の前のモニターに立体映像として、その削り終わった穴とか歯並びが出てきて、技工士さんというつくる人にデータをメールで投げると、向こうでもデータを元にして削りだして、機械ができあがります。あとは装着するだけです。
いままでなら、型をとって、石膏という液体の石のようなものを流してかためて、それを郵便で技工士に送って、技工士さんが手作りで、えっちらおっちらつくっていたのですけど、それが、自動でコンピューターによってできるようになっています。
B:全部コンピューターでできるんですか。
A:そうなんです。型取りが気持ち悪いという人は多いですよね。
B:気持ち悪いです。
A:味もおいしくないという人も多いです。
B:大きいガムを噛んでいるような感覚ですね。
A:それを4分から5分あいだずっと噛んでいないといけませんでしたが、それがなくなります。
B:あれはしんどいです。
A:そうなんです。完成するまでの時間もだいぶ早くなって、やろうと思えばその日のうちにできます。たとえば、朝来て削ってから、ピピピピって読み取ります。それから、夕方に来たらもう歯が着けられるということも可能です。
B:そうですか。
A:実際やっているとこもありますし、やろうと思えばできる時代になっています。
B:早いですね。
A:そうなんですよ。待っている時間もないでしょうから、2-3日後に来てもらってもいいんですが、当日仕上げに対応できるのがいいです。
B:でも従来なら、1週間後に型ができることが多いですよね。
A:はい。精度もすごく上がってきていて、昔の出はじめの頃のデジタルはゆるかったんですが、今のものは精度が高くなっていて、すごくいいものができあがってくるので、わたしの医院でも導入しました。
B:使い心地はどうですか。
A:早いですよ。型を取っている時間など、患者さんへの負担が少なくなっています。
B:そうでしょうね。
A:ピーーー終わりという感じですから。
B:早いですね。
A:対患者さんとしては、不快感が少ないから、いいと思います。
B:時間短縮にもなりますから、患者さんも楽ですね。
A:そうなんですよ。もうひとつ、メーカーによって違うのかもしれませんが、その機械についている機能として、削ったところの周りの歯だけではなくて、歯並び全体を撮ると、モニターにその人の歯型が映るんです。
今までなら全部の型を取って、1週間ぐらい待って、模型スタディモデルをつくっていましたが、それが今は、パシャパシャパシャパシャと撮ると、目の前にすぐ出るんです。
B:レントゲンみたいですね。
A:レントゲンは中身が見えますよね。
B:はい。
A:その立体像が撮れるんです。
B:なるほど。
A:歯並びがこうで、咬み合わせがこうでという説明が目の前ですぐできるんです。この噛み合わせはどうなのかとか、歯並びがどうなのかということで、歯医者さんに来られた場合、すぐにその場で説明できるようになりました。今までなら、型を取って、1週間後に来てくださいと言って、説明していました。
B:それはすごいですね。立体映像がすぐに出るんですね。
A:すぐに目の前に、自分と同じ歯並びが出ます。さらにすごいのが、歯並びを治したらこうなるという図も、20秒ぐらいピヨピヨピヨピヨって出てきます。
B:治療後の感じですね。
A:歯並びを治したらこうなるというのが、目の前でポンポンと出てきます。歯並びが気になっている方なら、治ったらどうなるのかまで見ることができます。
B:すごいですね。ビフォーアフターですね。
A:まさにその通りで、それを見て、これやったらやってみたいとか、これならやめておこうとかの判断がすぐできるのが、すごいなと思います。
B:すごい機械ですね。審美ですか。
A:そうです。審美とか、前歯の並びがこうならこうなりますということを、すぐ目の前で伝えられます。
B:見た目のこととかもできますね。
A:そうなんです。そういう時代になってきたんだなと感じました。
B:すごい。
A:時代に追いつけ追いつけ追いこせ追いつけという感じで、頑張っています。
B:はい。簡単に使えるんですか。難しいですか。
A:使い方が決まっているので、練習して、慣れたら簡単です。歯並びや噛み合わせが気になっている人がおられたら、今ならその機械ですぐに撮れます。
B:すごい。
A:その機械で撮ることは無料でお金がかかったりしないです。
B:そうなんですね、それはうれしいです。ぜひ見ていただきたいです。
Aぜひよろしくお願いします。
B:みなさん、ぜひ診ていただきましょう。歯並びや噛み合わせは気になりますからね。
A:そうなんですよ。データを保存できるので、虫歯多い方でも、治す前に撮っておいていろいろ治して、最後に撮ったら、2年前の自分と今の自分を見比べることもできます。
B:それはいいですね。
A:記録のひとつになるのでいいかなと思います。
B:時間もかからないでしょうしね。
A:割とすぐにできます。
B:みなさんにもおすすめです。
A:おすすめです。
B:先生になんと伝えればいいのですか。
A:歯並びや噛み合わせが気になっているので、デジタルスキャナーで撮ってほしいですと伝えてください。
B:デジタルスキャナー。
A:デジタルスキャナーです。なんでも言ってくれたら分かりますよ。
B:新しい機械のやつと、言ってもらいましょう。
A:新しい機械のやつと、言ってくれたら分かりますね。
B:新しい機械のやつと、おっしゃってください。すごい機械です。歯並びが気になるなど、いろいろお悩みがあると思います。
A:そうですね。気軽におっしゃっていただければ、なんなりとあります。
B:直接クリニックに行っていただくこともできますし、こちらの番組まで一度メッセージを送っていただくこともできます。
A:そうですね。お待ちしています。
B:あて先は、mail@kiku-fm779.com、または、ファックス072-843-8686までお送りください。お待ちしております。
A:ではまた来週も、この時間、木曜日お昼1時30分、そして再放送でお楽しみの方は、月曜夜10時にそれぞれお耳にかかりましょう。
歯医者さんが教える歯の秘密。お相手はあゆみ歯科クリニック院長の福原隆久と住友未央でした。それでは、来週までごきげんよう。
B:歯医者さんが教える歯の秘密。この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りしました。