デンタルIQ
A:歯医者さんが教える歯の秘密
こんにちは。木曜日の昼下がり、いかがお過ごしですか。ここからは、歯医者さんが教える歯の秘密でお楽しみください。お相手はあゆみ歯科クリニック院長の福原隆久と住友未央です。
B:この番組では、歯に関するさまざまな情報をお届けし、予防歯科で健康寿命を延ばし、すこやかな未来をめざします。当たり前のようで、知らなかった歯科の世界を勉強しましょう。
それでは、最後までおつきあいをよろしくお願いいたします。
歯医者さんが教える歯の秘密。この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りします。
あゆみ先生、今週もよろしくお願いします。
A:よろしくお願いします。
B:10月17日です。メッセージが届いております。
A:ありがとうございます。
B:ラジオネーム「いくら丼」さん。いつもありがとうございます。先月に、歯医者さんへ定期健診に行ってこられたそうで、虫歯なしという結果とのことです。
A:おめでとうございます。
B:「上手に管理できているので、このまま続けるようにと言われました。」
A:理想的なかたちですね。
B:「予防意識の持ち方しだいで虫歯は予防できると思いました。」ということです。
A:おっしゃる通りです。「いくら丼」さんはこのようにいっぱい投稿していただいているので、デンタルIQが高いですね。
B:「デンタルIQ」という言葉を、はじめてききました。
A:デンタルIQは、そんなに一般的は言葉ではないかもしれませんが、歯科医のなかでは普通の単語として使っています。
B:そうなんですか。専門用語ですね。
A:「この地域のデンタルIQはこうだ」とか、「まずはデンタルIQの向上を目指さないと予防が成り立たない」というように、使う言葉です。
B:はじめて聞きました。そんな言葉があるんですね。
A:普通に使う単語ですけど、業界用語なのかもしれないですね。
B:全く聞いたことがないですよ。
A:普通なら、「デンタル」という言葉を使わないのかもしれないですね。
「デンタルIQ」は、「IQ」とはいっても、知能指数のことではなくて、地域やその人の歯に関する関心度の高さや、歯に関する知識の高さなどを全部含めて、歯に関する思いの強さをあらわす言葉です。
デンタルIQが低い人は、普段から歯を磨かない人や、痛くなるまで歯医者さんに行かない人、歯が痛くなっても歯医者さんはいやだからいかないという人で、歯に興味がない人のことです。
デンタルIQが高い人は、歯のことに詳しい人、しっかり歯を磨いている人、自分から積極的に歯をきれいにしたい人、歯を長く持つことがよい食生活につながることを理解している人、歯がきれいであることはとても大事だと思っている人、一生しっかり自分の歯でいたいという思いが強い人のことです。
B:では、「いくら丼」さんのような、定期健診とかに行かれる方は、デンタルIQが高いということですか。
A:「いくら丼」さんは定期健診に行かれていると思うので、デンタルIQが高いと思います。ほんとうにありがたいことです。
B:あゆみ先生からみて、枚方市のみなさんのデンタルIQはどうですか。
A:枚方市に限らないことですが、世間一般のデンタルIQが、10年前や20年前と比べて、すごく上がっていると思います。
B:そうですよね。
A:たとえば、わたしの歯科医院には一日に130人から140人ほど患者さんが来るなかで、半分弱程度の60人の方々は、定期健診の患者さんです。
B:かなり多いですね。
A:今痛いからきているという人は、患者さん全体の半分か半分強ぐらいに留まっています。それだけ、デンタルIQが高い状態がみられます。
虫歯が痛くなってしまい、歯医者さんで治療してもらい、その後に、「歯周病って大事ですよ」という説明を受けて、デンタルIQが上がったという人もいます。また、最初から、何か月か●●●●(3:45) 1回こられる人も多く、日本全体としてデンタルIQが上がっていると思います。いいことですね。
B:すごいですね。
歯が痛いから歯医者さんに行くということではなく、予防とか検診で行くという方が増えているのは、いいことですね。
A:予防については、予防の良さだけを伝えても、歯医者さんに行くのは面倒だと感じてしまい、通わないというケースも多くあります。予防が大事だということは分かっているけど、しんどく感じてしまうようです。
でも、デンタルIQ、つまり歯の知識や、歯周病の怖さや、歯があることによって健康寿命が長くなることや、元気なおじいちゃんおばあちゃんになれるという、人生のメリットをしっかりご説明すると、予防が大事だと言わなくても、ちゃんと歯を守っていこうという意識を持っていただけます。
B:そうですね。予防の意識につながると思います。
A:それで、デンタルIQを上げることが一番大事だと感じています。
B:この番組を聴いて、デンタルIQを高めていただいて、「予防したい」と言うだけでなく、歯医者さんに行こうと思ってもらえるようにするということですね。
A:そうなんですよ。ご近所の歯医者さんに行ってほしいですね。
B:やっぱり知識を持つことが大事ですね。
A:結果として、虫歯にならない口腔内になると思いますし、虫歯になったとしても、小さい虫歯なら「チュチュン」と削ってちょっと詰めたら終わりですから、歯医者さんで麻酔の注射をしなくて済みます。そういう経験がなければ、歯医者さんで嫌な思いをするということはないと思います。
B:そうですね。
A:ぜひ、そういう一生を送っていただきたいと思います。
B:デンタルIQを高めていきましょう。
A:ところで、スーミンは歯の治療は終わりましたか。
B:わたしはデンタルIQがとても低いんです。
A:もしかして、右下の奥歯はまだ、治療していないのですか。
B:申し訳ございません。
A:デンタルIQが低いですね。もっとこのラジオ番組でしっかり、知識を高める必要がありますね。
B:そうですね。がんばります。
A:すぐ、予約の電話入れてください。
B:リスナーのみなさまと一緒に、デンタルIQを高めていきたいと思います。
A:そうですね。これから高めていきたいですね。
B:わたしは、まだまだ低いので、がんばりたいと思います。
先生、あと3日後に、何かイベントがあるのですか。
A:そうですね。今日は17日ですから、3日後の10月20日に石清水八幡宮の頓宮で、みんなで竹トンボを飛ばして、ギネス記録の世界記録に挑戦しようというイベントをします。今から3日後に開催します。ぜひお越しください。事前申し込みもできます。「山城青年会議所」と、検索していただくと、ホームページが見つかります。トップページから参加申込ページへのリンクがあるので、ぜひご応募ください。
B:みんなで竹トンボを飛ばすんですね。
A:そうです。12時半からはじまります。
B:お昼ですね。
A:お昼からなので、ゆっくり来ていただくと、楽しめると思います。竹の伐採体験もあります。
B:そんなイベントも、あるんですか。
A:そうなんです。集まったなかで、だれが竹トンボを一番遠くに飛ばせるかという、小学生部門の飛距離競争もします。最後に、みんなで竹トンボを飛ばして、ギネス記録を目指すというイベントをしたいと思っております。
B:6百何人でしたっけ?
A:631人が、現在のギネス記録ですので、632人を目指しています。何とか集まっていただきたいなと思います。
B:もうすぐですからね。楽しみですね。
A:よろしくお願いいたします。
みんなで一緒に飛ばしましょう。
B:そのあとは、10月22日ですね。
A:そうですね。あゆみ歯科クリニックで、毎年おこなっている「あゆみ祭り」があります。虫歯削り体験や、歯医者さん体験を通して、子どもたちが歯に興味を持ってデンタルIQを高め、歯医者さんに対する恐怖心をなくしてもらいたいと思っています。このイベントを通して、予防歯科の発展に取り組むことが、健康寿命が伸びることにつながると思っています。
B:ほんとうに毎年大人気のイベントのようですね。
A:もう、予約で4百何十人います。
B:いっぱいですね。
A:たくさんの方にきていただいて、たのしんでいただきたいです。よろしくお願いいたします。
B:去年も、新聞に紹介されたとおっしゃっていましたね。
A:そうですね。また今年も紹介してもらえるのかなと思っています。
B:大人気のイベントですね。みなさま、両方ともぜひ、ご検討ください。
A:お願いします。
B:さて、お別れの時間となりました。この番組の感想なども、みなさんぜひお送りください。メッセージは、mail@kiku-fm779.com、または、ファックス072-843-8686までお送りください。
A:ではまた、来週もこの時間にお目にかかりましょう。歯医者さんが教える歯の秘密。お相手はあゆみ歯科クリニック院長の福原隆久と住友未央でした。それでは、来週までごきげんよう。
B:歯医者さんが教える歯の秘密。この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りしました。