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親知らず、抜いたほうがいいパターンと抜かなくていいパターン

福原・住友:「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。

福原:こんにちは。木曜日の昼下がり、いかがお過ごしですか。ここからは、「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」でお楽しみください。お相手は、あゆみ歯科クリニック院長、福原隆久と。

住友:住友未央です。この番組では、歯に関するさまざまな情報をお届けし、予防歯科で健康寿命を延ばし、健やかな未来を目指します。当たり前のようで知らなかった歯科の世界を楽しくお勉強しましょう。それでは最後までお付き合い、

福原・住友:よろしくお願いいたします。

住友:「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りします。あゆみ先生、今日もよろしくお願いします。

福原:今日もよろしくお願いします

住友:4月11日、木曜日です。こちら、ラジオネーム、イクラ丼さんからメッセージが届いています。

福原:イクラ丼さん、いつもありがとうございます。

住友:いつもうれしいですね、先生。

福原:そうですね。返ってくると聞いていただいて良かったと思いますね。

住友:そうですよね。やはりメッセージとしていただけると、聞いてくださっているという実感がありますね。

福原:ありがたいことでございます。

住友:ありがたいですよね。「福原さん、こんちーす。いつも楽しい放送をありがとうございます。そして、先生、花粉症大変ですね」。

福原:そうですね。晴れている日は鼻水が、ラジオ収録なのに申し訳ないです。

住友:いえいえ。「頑張ってください」と、応援メッセージをいただいています。私も花粉症がだいぶきついのですが、先生も結構きついですよね。

福原:そうですね。ズルズルと鼻をかむほどではないのですが、少し出ていますね。

住友:3月、4月と、お会いするたびに結構ズルズルされている気がします。

福原:雨が降っていればそうでもないのでしょうが、晴れている日は外を歩いているとなってきますね。

住友:分かります。でも、そろそろなくなってほしいですよね。

福原:そうですね。

住友:追加でいただいているのですが、3月の終わりに放送しました、親知らずについてなのですが、私が上下の親知らずが虫歯だということで相談させていただいたのですが、イクラ丼さんが、「親知らず、抜かなければならないのですか」と。

福原:そうですね。パターンによっては抜かなければならない生え方のときと、逆に抜かなくていい生え方のときがあります。

住友:抜かないといけないバージョン、抜いた方がいいバージョン。

福原:抜かないといけないというか、抜いた方がいいバージョンと、抜かなくてもいいバージョンですね。真っすぐ生えていて、しっかりとかんでいれば良い働きをするので全く抜く必要はないですね。斜めに生えていて手前の歯に突き刺さっているような感じであれば抜いた方がいいというのはあるので、そこは1回レントゲンを撮って、角度をお近くの歯医者さんで診てもらって、自分の親知らずが大丈夫かどうかを診てもらえればいいのではないかと思います。

住友:角度によって決まるのですね。

福原:そうですね。角度と、歯茎の埋まり具合などもあるのですが、主には角度でしょうね。きちんと生えているか、そうではないかという。

住友:生え方ですか。「親知らずを自家歯牙移植に利用するというのがあるのですか。それと、必ずしも抜かなくていいのですね。今度は歯の定期検診に行ったときに先生に聞いてみたいと思います」。

福原:そうですね。レントゲンを撮ったものがあれば、それでお話をしてもらえると思います。

住友:「親知らずのお話、とっても参考になりました。ありがとうございました」と、イクラ丼さんからメッセージをいただいています。

福原:3月のときに、自家歯牙移植についてしゃべっていましたかね。

住友:そうですね。

福原:抜いて、もう1回こちらに入れ直せば使えることがあるよという。そもそも手前の歯を大切にするというのが一番大事ですね。

住友:そうですね。自分の歯を大事に。

福原:一番奥の親知らずの手前の歯が虫歯になるとか、割れたりするとかは本当にあり得ないことなので、そこをしっかりとしていただく、それが一番ですね。

住友:あり得ないですか。

福原:どうしても駄目なときは、自家歯牙移植などもありますが、本来はその手前の歯を大切にすることが一番です。欠けたり、割れたりするなんてあり得ないですね。

住友:先生、すみません。

福原:どうかしましたか。

住友:すごく言いづらいのですが、なんと親知らずの手前の歯が割れてしまいました。

福原:ええー! そんなアホな!

住友:どうしましょう、先生。

福原:割れてしまいましたか。

住友:割れてしまいました。

福原:まさか、そんなことが起こるとは。

住友:いや、リスナーの皆さまも「すーみん、それはうそだろう」と思われるかもしれないのです。

福原:次々と歯のトラブルが。

住友:そうです。人と普通に会話しているとき、こんな感じでお話ししているときに、急に豆腐のようにぽろぽろと歯が欠けていきました。

福原:「こんにちは。木曜日の昼下がり、ぽろぽろぽろ」みたいな。

住友:本当にそんな感じです。いきなり歯の半分ぐらいが欠けました。「え? 今、歯が欠けた?」となったのです。

福原:それは彼氏さんとしゃべっているときとかにですか。

住友:いえ、上司です。先輩と結構大事な話をしているときだったので、「今、歯が欠けました」とはちょっと言えなくて。

福原:「今後の方針について、どのようにしようか」「ラジオ放送に関しては、ぽろぽろぽろ」みたいな。真剣な話をしていると言えないですね。

住友:「すみません、ちょっと歯が欠けました」。

福原:「今はそういう話をしているんじゃなくて」と。

住友:なるじゃないですか。結構びっくりして、歯医者さんに診ていただいたところ、神経ギリギリまで歯が欠けていました。この間お話しした、親知らずの手前なのです。

福原:そうですね。その歯が悪くなりすぎていれば、自家歯牙移植、まだお若いと思うのです。まだ年齢は聞いていませんでしたね。自家歯牙移植ができる年齢かどうか。

住友:先生、なんか今日は意地悪ですね。

福原:あれ、そうですか。

住友:あゆみ先生が意地悪です。

福原:面白いからツッコんでいってみようと思ったのです。

住友:そんなことあるのですか。いきなり歯が欠けるという。

福原:いきなりはないと思うので、その前の食事のときにそもそもひびが入っていたのか、中までではないけれども、表面が虫歯になっていたのか。虫歯というか、脱灰というのですが、溶けかけてきていて、何かをかんだときにボキッといったのか、そういうことはあるでしょうね。結構、スパンと割れる方もいますのです。

住友:そうなのですね。

福原:親知らずの生え方が分からないですが、20代で親知らずが生えて押してくると、若干その手前の歯の角度が変わっていったりします。そのせいで前の歯の歯並びが、若いころはきれいだった人でもガタガタになることがあるという話をしたと思いますが。一番奥の歯の角度が少し変わったときに、上の歯とかむ場所が変わるので、今まできちんと溝でかんでいたのが、ここでガチッとかんで、それでボキッといったりということも、めったにないけれども、あり得ますね。

住友:あり得ることなのですね。

福原:かみ合わせで割れる歯としては、4番目や5番目の歯に多く見られる傾向にあるとは思いますが、7番目の歯の外側、一番奥側の山が割れることがあったりしますのです。

住友:私はまさにそれですね。

福原:そうですか。見ていないので何とも言えないのですが、傾いて当たるようになって割れたのかなと思います。

住友:では、来週は見ていただいていいですか。

福原:そうですね。レントゲンを撮影させていただいて。

住友:欠けましたと。少し見ていただいてもいいですか。

福原:見せていただいて、どんな治療がこれから開始されていくのか、見てみましょう。

住友:そうですね。歯が欠けたときの治療法についても、また来週に。

福原:4パターンぐらいはあると思いますのです。

住友:ぜひ、お願いします。

福原:よろしくお願いいたします。

住友:よろしくお願いします。私も相談しっぱなしなのですが、リスナーの皆さまもぜひ、あゆみ先生に相談してください。

福原:そうですね。質問やご相談、何でもどしどしいただければと思います。

住友:メッセージはこちらです。mail@kiku-fm779.com。または、ファクス072-843-8686です。なお、本格的な歯にまつわる相談や治療については、あゆみ歯科の公式サイトをご覧いただくか、松井山手のクリニック、電話番号072-981-6874、または長尾クリニック、電話番号072-851-6480までお問い合わせください。

福原:では、また来週もこの時間にお耳にかかりましょう。「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。お相手は、あゆみ歯科クリニック院長、福原隆久と。

住友:住友未央でした。それでは来週まで、

福原・住友:ごきげんよう。

住友:「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りしました。