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歯の磨き方について

福原・住友:「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。

福原:こんにちは。木曜日の昼下がり、いかがお過ごしですか。ここからは、「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」でお楽しみください。お相手は、あゆみ歯科クリニック院長、福原隆久と。

住友:住友未央です。この番組では、歯に関するさまざまな情報をお届けし、予防歯科で健康寿命を延ばし、健やかな未来を目指します。当たり前のようで知らなかった歯科の世界を楽しくお勉強しましょう。それでは最後までお付き合い、

福原・住友:よろしくお願いいたします。

住友:「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りします。あゆみ先生、今日もよろしくお願いします。

福原:よろしくお願いいたします。

住友:早速ですが、メッセージが届いております。

福原:ありがとうございます。

住友:あゆみ先生の大好物、メッセージでございます。

福原:メッセージをいただくのはうれしいですね。

住友:先週も少しお話ししましたけれども、あゆみ先生はハンガリーのブダペストへ研修に行かれていたということなのですが、ラジオネーム、イクラ丼さん、ありがとうございます。

福原:ありがとうございます。

住友:「インプラントの勉強にハンガリーに行っていたのですか。先生、すごいです。いろんな国へ行って勉強しているのですね。さすがです。これからもいろんなことを教えてください」と、いただいています。イクラ丼さんから、歯磨き、磨く回数やどうしたらいいのか、歯ブラシはどんなものがいいのかという質問がありましたよね。あの放送も聞いてくださっていたみたいです。

福原:ありがたいですね。

住友:歯を磨く回数は4回でいいと。

福原:そうですね。

住友:「食べた後、何回磨いてもいいのですね」と。

福原:そうですね。多い分には多くても構わないですからね。ダメージがないようなブラシと磨き力をやっていただければ。

住友:「歯ブラシがかたいと歯が削れるんですよね。回数よりは角度や磨く力の方が大事なのですね。柔らかい歯ブラシで時間をかけるのが理想なのですか。大変参考になりました」とのことです。

福原:ありがとうございます。

住友:私も歯ブラシの回から、鉛筆のように持って、ゆっくりと3分から4分ぐらいはかけて磨くように気を付けております。

福原:時間をかけてください。ありがとうございます。こういうのがあるとうれしいですね。

住友:「予防歯科で健康寿命を延ばして長生きできたらいいですね。先生の考え方、とても共感できます。応援してます」ということです。

福原:ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

住友:ありがとうございます。たくさんメッセージをいただいてうれしいですね。

福原:うれしいですね。聞いている方がいて、送られてくるとうれしいですね。

住友:そうですね。歯に関する疑問というのは皆さんお持ちだと思うのですが、なかなかメッセージにして送るというのも難しいかなとは思います。私は一緒に番組をさせていただいてるので、なんでもずばずば聞いてしまうのです。

福原:なんでもお聞きください。

住友:今までいろいろなことをお聞きしてきましたけれども、歯のトラブルが私は本当に多くて、インプラントがやっと終わったというお話をしていましたよね。

福原:奥歯のインプラントですね。最近はどうですか。食事など、違和感なく過ごせていますか。

住友:いや、それが右上と右下の親知らずが虫歯なのです。先生、どうしたらいいですか。助けてください。

福原:親知らずは多いですね。

住友:歯ブラシが届いていないと言われました。

福原:すーみんは、そもそも何歳でしたっけ。

住友:なんで年の話をするのですか。

福原:親知らずは、年齢で何歳までに抜いた方がいいですよとか、何歳ぐらいだとこうですよというのがあるので、年齢をお聞きしておかないと答えられないのですよ。

住友:ついに年齢を言わないといけない。

福原:さあ、視聴者の皆さん、お楽しみ。

住友:何十代まででいいですか。

福原:大体でいいですよ。

住友:何十代までに抜かないといけないのですか。

福原:答えは、大体30歳までには抜きましょうというのがありまして、生え方にもよりますが。7番目、普通の奥歯があったのです。すーみんのインプラントは一番奥歯でしたか。もっと手前でしたか。

住友:左下の奥から3番目ぐらいです。

福原:普通にかんでいる一番奥歯の、もう1つ奥の歯が親知らずですよね。

住友:そうなのですか。

福原:はい。親知らずも真っすぐに普通に生えている人もいますが、普通でいうと7番目までの歯が生えていて、その奥に親知らずがあって、それが横向きに、90度違う方向を向いている人がいるのです。埋まっている歯、水平埋伏というのですが、横向きにどーんと当たっている歯は30歳ぐらいまでに抜いておいた方がいいですね。

住友:そうなのですか。

福原:はい。なぜかというと、これが生えようとする力のせいで7番目の歯を押すのですね。ぐりぐりと押していくと、これが少し傾いたりして、次にこれも傾いて、これも傾いて、一番前の歯までしわ寄せが行ってしまうのですね。

住友:すごいですね。

福原:若いころはきれいだったのにという人が、30歳ぐらいになると歯並びが悪くなったりして、「あれ?」ということになるのです。

住友:歯の力というのはすごいですね。

福原:そうですね。それから抜いても元にはあまり戻らなくて、少しはましになるのですがあまり戻らないので、矯正治療をしないといけなくなりますので、そうなる前に、若いうちに抜いておいた方がいいですよということです。あとは、横向きに歯が当たっていると、当然ここが汚れも詰まりやすくて、歯茎も腫れたり、虫歯になりやすいのですね。知らない間に歯茎の中で、手前の歯の裏側が大きい虫歯になっていて、ある日急に痛くなって、歯医者さんに行ってレントゲンを撮るともう真っ黒、みたいな。「これはもう駄目ですね」という感じで神経を取らないといけなかったり、場合によっては抜かないといけなくなる場合もあります。いらない、無駄な親知らずを残しておいたばかりに、手前の大切な歯がなくなって、入れ歯やインプラントという話になってしまうのです。

住友:それはつらいですね。

福原:はい。なので、横向きに生えている場合は、できれば20代のうちに抜いておいた方がいいでしょうね。

住友:親知らずってそんな感じなのですね。

福原:25歳ぐらいで親知らずが虫歯になっている方も結構いますね。僕も歯科大学に行っていたので、習って、これは抜かないと駄目だなと思って、21歳か22歳のときにその大学病院で抜いたのですが、そのときにはもう一番奥の歯が虫歯になっていました。

住友:なっていたのですか。

福原:はい。抜いて治療しましたね。なので、早いうちの方がいいと思います。

住友:私は両方とも抜いた方がいいと言われました。

福原:上下ですか。

住友:上下です。

福原:基本的にはそうでしょうね。上の歯も真っすぐであればいいのですが、基本的にかむ歯がないということは、特に必要がない歯なのですよ。一番奥にあるので磨きにくくて、今後、虫歯になりやすいのです。こいつが虫歯になると、手前までやられると困りますのです。百害あって一利なしというのですが、特に有効活用はないので、それなら抜いておいてその手前の大切な歯を守っていくことが一番大事だということですね。

住友:そうします。先生、お願いします。

福原:はい、もしよかったら抜きますので、言ってください。

住友:抜いてもらっていいですか。

福原:大丈夫ですよ。いつでもお越しください。

住友:でも、保険証を見せないといけないから、年齢がばれますね。

福原:ついに皆さんに公開ですね。次の週には公表されますので、お楽しみにしてください。

住友:誰か違う人に抜いてもらおうかな。

福原:なんで?

住友:親知らずについては、来週もぜひ教えてください。

福原:そうですね。親知らずを逆に使えるパターンというのもあるので、全員が抜かないといけないというわけではないのです。そういうことを来週にお話しできればと思います。

住友:はい、よろしくお願いします。

福原:よろしくお願いします。

住友:皆さんも、歯に関する疑問などもあれば、ぜひメッセージをお待ちしております。宛先はmail@kiku-fm779.com。または、ファクス072-843-8686までお願いします。

福原:では、また来週もこの時間にお耳にかかりましょう。「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。お相手は、あゆみ歯科クリニック院長、福原隆久と。

住友:住友未央でした。それでは来週まで、

福原・住友:ごきげんよう。

住友:「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りしました。