• 歯科コラム

予防歯科について

福原・住友:「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。

福原:こんにちは。木曜日の昼下がり、いかがお過ごしですか。ここからは、「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」でお楽しみください。お相手は、あゆみ歯科クリニック院長、福原隆久と。

住友:住友未央です。この番組では、歯に関するさまざまな情報をお届けし、予防歯科で健康寿命を延ばし、健やかな未来を目指します。当たり前のようで知らなかった歯科の世界を楽しくお勉強しましょう。それでは最後までお付き合い、

福原・住友:よろしくお願いいたします。

住友:「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りします。あゆみ先生、こんにちは。よろしくお願いします。

福原:こんにちは。よろしくお願いします。

住友:こちら、ラジオネーム、イクラ丼さんからまた感想が届いています。

福原:ありがたい。

住友:うれしいですね。

福原:うれしいですね。イクラ丼さん、ありがとうございます。

住友:「予防歯科のお話、とてもためになりました。私も予防歯科に目覚め、なんと昨年から3カ月に1度、定期検診を受けるようになりました」。

福原:素晴らしい、ありがとうございます。

住友:素晴らしいですね。

福原:そういう方を1人でも増やしていけるのはうれしいですね。

住友:本当ですね。あゆみ先生の影響ですよ。

福原:ありがとうございます。予防歯科は大事です。

住友:「一生涯、自分の歯で食事できるように気を付けたいです」ということです。

福原:本当に大事ですね。自分の歯でずっとおいしく食事をして、きれいな笑顔でいていただくというのはどの歯科医も望んでいることなので、本当に素晴らしいなと思います。

住友:そして、「先生、歯科医業が好きで、愛しているんですね」。

福原:愛しています。

住友:「先生みたいな歯医者さんが全国に増えたらいいなと思います」。

福原:みんな、素晴らしい思いでやっています。

住友:「先生の夢がかないますよう応援しています」というメッセージをいただいております。

福原:ありがとうございます。

住友:イクラ丼さん、ありがとうございます。先日も質問メッセージをいただいていましたよね。

福原:そうですね。

住友:歯磨きの回数、磨きすぎは良くないのかなという。

福原:力加減なども気を付けて。その中で1つ、付け加えておかないといけないことがありました。かたい歯ブラシで磨くと歯が削れてくるという話をしたと思うのですが、学説としてなのですが、それプラス、削れてくるのは実は歯ブラシの強さだけではないという人もいます。かみ合わせの強さや当たり具合で、ガンガンかんでいると衝撃でどんどん歯がもろくなっていって、歯茎の際が欠けてきているという話もあったりします。一概にかたい歯ブラシだけというわけではないという話もあったりするのですが、それはまだ絶対にこうだという結論が出ている話ではないのですが、一応付け加えておきます。

住友:理由がいろいろあるのですね。ありがとうございます。でも、予防歯科に目覚めたというメッセージはうれしいですね。

福原:やはりうれしいですね。

住友:やはり定期検診は3カ月に1度というお話でしたものね。

福原:そうですね。歯周病が進んでいる方はもっと、1カ月に1回とか行っていただいた方が良い方もあったりはするのですが、基本的には3カ月に1回ぐらいで。口の中を1回きれいにしてから、また歯周病菌やバイオフィルムがだいぶ復活してしまう時期が大体3カ月といわれています。

住友:そういうサイクルなのですね。

福原:そうですね。それを基に、大体3カ月に1回が良いだろうといわれています。1カ月に1回とかであればもっと良いのだろうと思いますが、皆さんお忙しいと思いますのです。

住友:3カ月に1回ぐらいなら、気楽でいいなと思います。まだ通えますね。

福原:まだいいかなというところですよね。

住友:そろそろ行こうかなとなりますものね。

福原:そういう感じで行っていただければと思います。

住友:ホワイトニングだったら、私は月1回行こうと思えるのです。

福原:白く、きれいになりますからね。

住友:やはり見た目のことに関しては毎月頑張ろうと思うのですが、なかなか歯の中身というのは見えない部分なので、「3カ月に1回行けば十分だろう」とか思ってしまうのですよ。駄目ですよね。

福原:それが将来の入れ歯を防ぎます。なかなか20年後のことは考えなかったりしますよね。「歯科医業が好きで」と書いていただいていますが、そうなのです。僕らが歯を守ってやっていくことというのが、その患者さまや地域の人が一生自分の歯で、きれいな笑顔で過ごしていただけることにつながると思っています。すると、歯が多い方が、健康寿命が長くなるといわれているので、その地域の人が健康で長生きするのです。

住友:つながっているのですね。

福原:全部つながっています。僕らがやっていることは、結局命には関係ないだろうと言われたりもするのです。

住友:本当ですか。

福原:そう言う人もいます。医者と比べると、と。僕らがやっている予防や歯を残すことというのは、認知症の人の割合であるとか、運動能力であるとか、寝たきり率とか、そういうことに関わってくるので、人生に関与しているのではないかなと考えていて、だからこの仕事が大好きなのです。なので、ずっと続けていって、「なんであゆみ歯科の周りに住んでいる人はあんなに長生きで元気なんだろう」と言われるような地域をつくっていきたいなと思っています。

住友:すごい。それはうれしいですね。皆さん、笑顔で。

福原:笑顔で、「あの地域のおじいちゃん、おばあちゃん、やたら元気だな」みたいな、そういう地域にしていきたいですね。

住友:しっかりものを食べているね、とか。

福原:そうですね。30年後、40年後にそうなってもらえたらいいなと思っています。

住友:先生の夢はそうなのですね。みんなに長生きしていただいて。

福原:そうですね。京都府南部や枚方市などの健康寿命や平均寿命が世界一になることが僕の夢ですね。「なんであの人たちは長生きで健康で、寝たきりの人が少ないのだろう」となったときに、こういう歯科の取り組みが実は30~40年前から行われていて有効だったと。世界とは言いませんが、それが日本で広まったらいいなと思います。日本に広まっていけば面白いなと僕は思っています。

住友:歯というのは、それだけ寿命に関係があるのですね。

福原:僕はそう思います。僕は訪問診療もやりますけれども、歯がしっかりしている人はやはり元気なのですよね。高齢施設に入っていても、普通に自分で歩いて「ハハハ」と言っていらっしゃいますね。どうしても歯が少ない方というのは、食べられなくなって刻み食になったり、胃ろうになったりすると、やはり元気がなくなっていったりするのはよく見ているのです。やはり歯は大事だなと、自分の歯で食事が取れることが大事なのだろうなと思います。そのための歯というだけなのですが、そういうふうに思いますね。

住友:やはりご飯をおいしく食べるというのは幸せに感じられますものね。

福原:そうですね。趣味的にもそうでしょうし、やはり生きていく上で大事なのだろうなと、最近は特に実感しています。

住友:そうなのですか。すごいですね。本当に実現していただきたいです。

福原:はい。頑張ってそういう世の中にしていきたいというふうに思っています。

住友:皆さん、本当にあゆみ先生はすごくいい人なのですよ。

福原:そう言っていただけて、ありがとうございます。

住友:皆さん、いつも番組を聞いてくださっている方も、応援メッセージなど送ってください。

福原:ありがとうございます。最近、疲れ気味なのか、体の右側が大丈夫なのかなという感じで。

住友:本当に心配です。

福原:今日だけです。

住友:先生、お忙しいですからね。

福原:よく寝ないと駄目ですね。

住友:ゆっくり睡眠を取ってください。

福原:はい、ありがとうございます。

住友:番組をお聞きの皆さん、ぜひ先生の応援メッセージであったり、「こういうときはどうしたらいいの」とか、いろいろ聞きたいことがあると思うので、ぜひメッセージを送ってもらえたらうれしいです。

福原:よろしくお願いします。

住友:お待ちしております。全ての宛先です。アドレスは、mail@kiku-fm779.com。または、ファクスは072-843-8686までお送りください。

福原:では、また来週もこの時間にお耳にかかりましょう。「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。お相手は、あゆみ歯科クリニック院長、福原隆久と。

住友:住友未央でした。それでは来週まで、

福原・住友:ごきげんよう。

住友:「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りしました。