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タバコは歯をぼろぼろにする!?喫煙と歯周病の関係性

こんにちは!本日は、【喫煙と歯周病の関係性】についてお伝えしていこうと思います。

①煙草と歯周病って、関係あるの?
→実は関係があります!
 嗜好品として煙草を吸われている方もいらっしゃるかと思います。ニコチンや発がん性物質で健康に害があることや、副流煙が周囲に影響を与えることをご存知かもしれませんが、口腔内の健康にも実は大きな関係があります。
 口はまず最初に煙草を吸うことによる影響を請ける部分なので、粘膜や歯茎から煙草の成分が吸収されることで様々な症状が現れます。

②喫煙することでどのような影響がでるの?
→まず、煙草を吸うことで歯の表面にヤニが付着します。先日の豆知識でお伝えしたように、着色の原因になります。そしてヤニが付くことで歯面がざらざらになり、口腔内の菌が留まる場所になってしまうのです。
 また、煙草の煙に含まれている一酸化炭素やニコチンは、血管を収縮させてしまったり酸素の供給を妨げます。こうして血液循環が悪化して歯茎に十分な酸素がいきわたらないと、歯周ポケットの中で歯周病の原因になる菌が繁殖しやすくなるといわれてます。
 結果、菌が増殖することで発生する酸が増え、より歯槽骨を溶かしてしまうことで歯周病が進行してしまいます。

③喫煙している人はどうすればいいの?
→歯科の観点からも、喫煙は口腔内に様々な影響を及ぼしてしまうため、禁煙がオススメにはなります。禁煙をすることで、歯周病のかかりやすさは約4割減り、危険性も下がるといわれています。
 歯茎の状態も回復し、健康や機能面のみでなく、審美面でも効果があります。嗜好品なので、なかなか止めるのは難しい・・・という方もいらっしゃるかもしれません。そんな方が、この豆知識を読んで、チャレンジしてくださる方が増えればいいなと思います。
 もし止めれない!という方も、少し本数を減らしてみる、定期健診でこまめにヤニや歯石を取って状態をキープできるようにする、などに取り組んでいただければ幸いです。

いかがでしたでしょうか?喫煙と歯周病の関係性は意外と深いことがお分かりいただけたかと思います。
喫煙の有無に関わらず、着色や歯石でお悩みの方は是非ご相談くださいね!