Q 歯を1本抜いた後の治療として、インプラントかブリッジか入れ歯か迷っているのですが、ご意見ください。
そうですね、歯を抜いた後の治療ということで、種類としては・ブリッジ・入れ歯・インプラントの3種類があります。
それぞれ特徴がありますので列挙しますと、
▼ブリッジ
利点: 保険でも可能。食事で取れたり、はずしたりということがない。
欠点: 抜けた歯の両サイドの歯を削らなければいけない。保険では銀歯になってしまう。隣の歯がグラグラの場合は強度不足になることがある。
▼入れ歯
利点: 保険でも可能。自分の歯を削らずにできる。
欠点: 食事の時にはずれたり、痛みや違和感があったりする。話しづらいことがある。異物感がある。保険のものの場合、銀色の針金が見えることがある。
▼インプラント
利点: はずれたりすることもなく、周りの歯を削ることもない。しっかりと咬むことができる。見た目がきれい。
欠点: 保険が適用されないので、1本35万円位する。小さな手術が必要。骨がしっかりしていないと使えない。
というふうになります。
この中から選んでいただくわけですが、考える時のポイントとして、 周りの歯がグラグラかそうでないか、
骨はしっかりとしているかどうか、というところに注意が必要かと思われます。
周囲の歯がグラグラの場合はブリッジはリスクがありますし、
歯がない部分の骨がしっかりしていない場合にはインプラント治療が困難な場合もあります。
それらも含めて、レントゲンのお写真などを撮れば多くのことが分かりますので、まずは一度診させていただければ、と思います。
歯がないところの治療に関しては、
インプラント治療のページ、入れ歯治療のページ、セラミックの歯のページ、もご参照ください。