IDIAインプラントセミナー 2016.2.11~2.13 院長:福原 隆久
当院の院長、福原がハワイで開催されたIDIA(国際歯科インプラント学会)に参加し、そのセミナーを受講し試験に合格する事で、既に獲得していた認定医の資格のもう一つ上の認定である、専門医の資格を取得しました。
院長: 福原 隆久
こんにちは、あゆみ歯科クリニックの福原です。ハワイにて開催された世界的にも有名なインプラント学会の一つである、国際歯科インプラント学会(IDIA)に参加し、IDIAインプラント専門医資格(マスター)を取得することができました。
International Dental Implant Association(IDIA)は優秀な大学院教育と臨床研究で成り立っており、インプラントのフェローシップ(認定医)、マスターシップ(専門医)、ディプロメイト(指導医)の資格を認定します。
これらの資格はインプラントの最高水準を表し、多岐にわたるトレーニングプログラムと試験を修了したと認められます。
今回の学会では、
1日目はIDIAの指導医である鳥羽修平先生によるピエゾサージェリーについてや、ラテラル(サイナスリフト)とクレスタル(ソケットリフト)への見地などの講演と、サイナスリフトの実習、リッジエクスパンションの実習をおこないました。
サイナスリフトやソケットリフトというのは、上顎の骨の高さが少ない方にインプラント治療を行う場合、骨を足す必要があるのですが、その骨を足す術式の名前です。
ソケットリフトというのは、インプラントを植える場所の中身だけに骨を足すもので、基準としては骨の高さが5mmある人に適用されます。
サイナスリフトでは上顎の骨の横から骨を足す手術で元々の骨の高さが4mm以下の場合に適用されます。
今回の実習セミナーではその両方を会得することが出来ました。
2日目は浅野栄一朗先生のものすごいケースプレゼンテーションとIDIA主宰のDr.Arun K.Garg(アラン・ガーグ)よりサイナスリフト(ラテラルアプローチ)とPRPを用いたメンブレンテクニックなどについての講義、さらにDr.Ezio GhenoによるBone Ringを用いた垂直的な骨増生についての講義を受けてきました。
全てが本当に学びの多い充実した時間となりました。
Bone Ringという初めて見る材料や術式のレクチャーを受け、次の3日目に実際に使う実習を行ったのですが、世界にはまだまだ知らないことがあるんだなあ、と改めて思いました。
夜には祝賀会のようなものが開かれ、久しぶりに英語を使って楽しむ場となりました。
3日目はDr.Ezio GhenoによるBone Ringの講義と実習でした。
世界最新の技術を早速体験してきました。すぐに日本で行えるわけではないものですが、近い将来、日本にも導入されたらさっそく取り入れたと思いました。
これからの医療法人あゆみ歯科クリニックは、世界基準での研鑽をおこない、さらなる治療のレベルアップをしていきます。
そして八幡市、枚方市、京田辺市などの近隣地域で受けることのできる治療レベルをあげる一助となれることが、自分が出来る地域貢献になるのではないかと思っています。