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子供にこそ大切な予防歯科

福原・住友:「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。
福原:こんにちは。木曜日の昼下がり、いかがお過ごしですか。ここからは、「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」でお楽しみください。お相手は、あゆみ歯科クリニック院長、福原隆久と。
住友:住友未央です。この番組では、歯に関するさまざまな情報をお届けし、予防歯科で健康寿命を延ばし、健やかな未来を目指します。当たり前のようで知らなかった歯科の世界を楽しくお勉強しましょう。それでは最後までお付き合い、
福原・住友:よろしくお願いいたします。
住友:「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りします。あゆみ先生、こんにちは。今日もよろしくお願いいたします。
福原:よろしくお願いします。
住友:先生にいろいろお話を聞いてきましたけれども。私は今の年になって、年齢はあゆみ先生に言っていないですけれども。
福原:そうですね。そういえばそうでしたね。この年になりまして、おいくつぐらいになられたのですか。
住友:その話は置いておいて。
福原:言わないのか(笑)。
住友:結構な大人じゃないですか。もう今の年になると、歯医者さんに行くのが別に怖いとか、そういう気持ちには全くならないのですけれども。子どものときのことをちょっと思い出すのですよ、最近。
福原:どうだったっけと言ってね。
住友:そう。私、そういえば虫歯になったとき怖かったなとか、泣いたなとか、いろいろあって。
福原:僕も小さいころ、歯医者さんが嫌でしたね。
住友:子どもさんで平気な子はいますか。みんな怖がっています?
福原:怖がる子はやはり怖がりますし。割合は、そうですね。パッと歯医者さんに来て、虫歯になってしまってからの子だと、1回目は不思議とできるのですよ。歯医者さんに初めて来ましたというときは、何か分かっていないから。
住友:何か分からないから。
福原:そうそう。できるのですけれども。でも、来たときに虫歯や歯が痛い状況で来ると、する処置も全く無痛というわけではなくて、多少はやはり痛かったりするのですね。麻酔が必要であれば、いくら表面麻酔を塗ってするといっても、やはりその雰囲気で怖さが出てしまって嫌になるとか。麻酔がなくてもできるぐらいの虫歯治療でも、少ししみたりする。大人には「ちょっとしみるな」程度でも、子どもにとっては「痛い!」となるので。その瞬間に、次がなかなかできにくくなるということがやはりありますね。
住友:1回目は大丈夫だけど、2回目が厳しかったりするのですね。
福原:そうなのです。削らないといけない歯の場合は、意外とひと削り目はいけるので。そこでうまく乗り切れた子や、そこで痛みが出ないレベルの虫歯の子は、虫歯というのは削っていっても中等度の初期ぐらいまではそんなに痛くないので。その場合は意外とできる子になるのですよね。いよいよ大きい、神経ぎりぎりや神経までいっている虫歯になってからだと、どうしても治療に多少の痛みや恐怖心が出てしまうのですよね。並ぶ器具がいっぱいになってしまって、見ているだけで子どもが怖くなって嫌になるとか。
住友:そうです。もう見るのが怖いですね。
福原:そうなのです。見るのが怖いみたいになったり。
住友:音も怖い。
福原:ガチャンガチャンと準備されているのが、何が始まるのだろうというふうになって。
住友:あの金属音が嫌ですね。
福原:なので、おすすめは痛くないうちから。まだ虫歯がないうちや、究極は乳歯が生え始めてから。あるいはマタニティー歯科といって、お母さんから行っていて、生まれたらすぐ歯医者さんに3カ月に1回などで診ていって。まず歯医者さんに慣れるということですね。だから0歳など、物心がつく前から歯医者さんに行くという環境ができているのが一番慣れやすいですね。
住友:慣れというのは大事ですね。
福原:そもそもそうしていれば、乳歯が生えてきた時点でブラッシング、歯をこうやって磨くのですよとお母さんと関われたり、子どもさんにまず歯ブラシを持つ練習から始まるので、虫歯にならずに12歳を迎えることができますし。
住友:すごいですね。
福原:12歳、大きくなってしまえば、小学校に入ってしまえば皆さん大体できるので。そこは虫歯なしでいけたら一番いいですからね。小さい虫歯がもしできてしまったとしても、歯医者さんに来て歯医者さんの椅子に座って、ウィーンと倒れて、普段から機械でウィーンとお掃除しているので、そんなに恐怖心がないのですよね。
住友:慣れているのですね。
福原:そうなのです。そうすると治療になったとしても割とすんなりいけるし、そもそもしばらく定期的に見ていれば麻酔をしなければいけないほどの虫歯になることはほとんどないので、そういう思いをせずに過ごせる。だから、歯医者さんがそもそも痛い場所や怖い場所ではないのですよね。北欧、スウェーデンなどはそういうのが多いのですけれども、定期管理型といって。なので、日本の歯医者さんも今はそういうふうに取り組んではいるのですが。それをやっていくことで、子どもさんにとって歯医者さんはそもそも怖い場所ではないというか、怖くない存在であると。あゆみ祭りというのもそのためにやっているようなものなのですが。そうじゃないのだよと。子どもに来やすい建物になりたいな、座りやすい椅子でありたいなということを考えてやっています。そういう感じで考えていますね。
住友:歯医者さんに近寄るのも昔は怖かったです。
福原:そうですね。なかなか昔だと歯医者さんが自動ドアで、来るときから子どもが嫌だと言って。
住友:においや雰囲気など、全てにやられて引き返したくなる感じでしたね。
福原:そうですね。今でもそういう子もいますからね。
住友:音も大きいじゃないですか、子どもにとっては。ウィーン、ガチャガチャと。あれが怖くて、やはり近寄るのも嫌という恐怖心はあったのですけれども。
福原:歯医者さんのドリルのキーンという音は、歯医者さんのことを知らなくても、生存本能的に怖い音がしていますからね。キーンというのは、「絶対に何かされる」というような。
住友:大人になってもちょっと、なかなか慣れないかもしれないです。
福原:最近ではその音も無音ではないけれども、コーッという。キーンではない器具というのが今はあって。恐怖心が強い方にはそういうものを使ったりすることで、少しでも歯医者さんの治療を受けやすくしたり、そういうこともやっていますね。
住友:いいですね。でも、子どもさんが嫌がらないというのは、一番親御さんも楽ですよね。
福原:そうですね。いいですね、本当に。どうしても、それでも怖い、1回目はやれたけど次から嫌になってしまったり、そもそも入ってきたらもう泣いていたり。それは今でもありますから。
住友:入ってくる時点で、もう。
福原:そうですね。初診で初めて来る時点で、「うわあ、嫌だな」というのはやはりありますので。そういう子に対してどういう対応をしていくか、大体4種類ぐらいあるので。それもまた詳しくお話ししたいなと思っています。
住友:残りの3つを、また次回に。
福原:また次回
住友:よろしくお願いします。
福原:よろしくお願いします。
住友:さて、お別れの時間となりましたが、この番組を聞いてくださっている皆さん、感想などもぜひお送りください。また、先生にこんなことを聞きたいなという質問も。
福原:どしどし、お待ちしています。
住友:はい、お待ちしております。全ての宛先は、アドレスはmail@kiku-fm779.com。または、ファクス072-843-8686までお送りください。
福原:では、また来週もこの時間にお耳にかかりましょう。「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。お相手は、あゆみ歯科クリニック院長、福原隆久と。
住友:住友未央でした。それでは来週まで、
福原・住友:ごきげんよう。
住友:「歯医者さんが教える、歯の秘密!!」。この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りしました。