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歯が黄色くなる理由はズバリこれ!着色の理由と対処法part2

※こちらの生地はpart1からの続きになります。


【着色(ステイン)の対応法】

着色(ステイン)への対処法を紹介します。

1.歯みがき剤を付けて歯みがきをする
清掃剤(研磨剤)の配合されている歯みがき剤を使って歯みがきをすることで、歯面の汚れやヤニをある程度落とすことができます。また、歯みがき剤には汚れをつきにくくする効果もあるので、適正な分量をつけて使用しましょう。
当院でも取扱っているシェールクリアが着色が気になる方には特におすすめです。


2.着色(ステイン)の付きやすい食べ物や飲み物をとったあとは、うがいや歯みがきをする
コーヒー、紅茶、赤ワインなど食べ物や飲み物によっては、歯に着色しやすい成分(主にタンニン)が含まれており、それが歯の表面に付着して着色汚れとなります。そのため、飲食後には歯みがきやうがいをし、予防することが大切です。


3.歯科医院を受診し、クリーニング(歯面研磨)やホワイトニングを受ける
セルフケアでは落としきれない着色汚れなどは、定期的に歯科医院で専門的な機械を使ってきれいに除去することをお勧めします。一度ケアをしたとしても、きれいな状態を維持し続けられるわけではないため、目安として3ヶ月に1回のペースがおすすめです。
自分自身では磨き残してしまう部分の汚れや、歯石となってこびりついた汚れも除去してもらえます。あわせて虫歯チェックも行えるため、歯の健康のためにも定期的な検診がおすすめです。さらに歯本来の色よりも白くするにはホワイトニングという方法もあります。詳しくは歯科医師で相談してみましょう。


4.タバコを控える
タバコのヤニは着色汚れにつながりやすく、通常の歯磨きでは十分に落とせません。研磨剤入りの歯磨き粉で多少は軽減できますが、
タバコは健康被害のリスクもあり、歯の着色汚れがつきやすくもなるので、回数を減らしてみるのも効果的です。

 

5.口呼吸にならないように意識
口呼吸は着色汚れの原因を唾液で洗い流せないだけではなく、口内の雑菌を増やす原因にもなります。歯周病や虫歯になるリスクが高まるため注意が必要です。
口呼吸は片方だけで噛まない・舌を上あごにつけるなど、口元を意識することで治すことができます。

 

まとめ
歯の着色汚れが気になる人は、まず生活習慣に問題がないか振り返ってみましょう。普段口にするものや、無意識でしている行動が原因となっていることがあります。
自分に合った予防や対処を行い、定期的に歯医者に通ってお口の健康も守りましょう。