こんにちは！
今回は、歯磨きは毎日しているけど、歯間ブラシやデンタルフロスも使ったほうがいいの？というご質問をよくいただくので、それらについてお話させていただきます。

結論から申し上げますと、歯間ブラシや、デンタルフロスは2つとも使うべきです！なぜなら、歯と歯の間の汚れを取るのは、歯ブラシで磨くことは難しいからです。
歯ブラシは、歯の表面をピカピカにします。
しかし、隙間の汚れや見えない部分の細かな汚れが歯周病や、虫歯の原因になってきます。それを防ぐ為にも自分でお口の中のケアをしましょう。
歯間ブラシと、フロスはそれぞれ役割があります。それぞれの歯に応じた物を使い効果を発揮させましょう。

歯間ブラシとは、毛先に、細い針状がある小さな歯ブラシです。サイズは4s〜LLまり、L字型や、I字型があるので自分にあった歯間ブラシを選びましょう。
メリットについて、歯と歯茎の間の細かな汚れを落としてくれます。しっかりと歯間ブラシすることで、歯ブラシでは届きにくい部分、プラーク（食べものの残りカスが歯の表面につきが繁殖してしまったかたまり）を取ることができ根元の虫歯予防になります。

また、口臭予防にもなります。
使用後の歯間ブラシが悪臭がするのではあれば、口臭の原因になっているかもしれません。
毎日お手入れして汚れを取り除きましょう。
使うべきところは、歯と歯の間の隙間が広い部分や、歯肉が下がってしまっている箇所や詰め物、被せ物や、ブリッジをしている歯に使うと効果的になるのでしっかり通してお口を綺麗に保ちましょう。

次は、デンタルフロスについてです。
デンタルフロスとは、細い糸のようなナイロンを多く合わせて作られているものになります。
ホルダータイプ（F字）ホルダータイプ（Y字）糸巻きタイプと言った様々な種類があります。
F字型は、前歯の歯垢を、Y字型は、奥歯の歯垢をとることがピッタリなものになっています。
糸巻きタイプでは歯全体を取り除くことが出来て、自分で糸を巻き角度を変えながら歯垢を取り除くことが出来ます。初心者の方は、Y字型F字型を買ってみるのもいいと思います。

デンタルフロスでのメリットは、歯と歯の間の隙間が狭いところが効果的です。4割の磨き残しを8割に抑えることができます。磨き残しが多いほど虫歯や歯周病になります。
歯間ブラシは糸状のもので歯垢をとるので細かな汚れをごっそり落とすことができます。使用する時は、ゆっくり丁寧に動かしましょう。ゴシゴシしてしまうと歯茎を傷つけてしまいますので優しく汚れを落としましょう。
フロスは1日1回使うが効果的です。
取り残してしまった歯垢は、2、3日で石灰化が始まってしまうと言われていて徐々に取りずらくなってきます。ですので、1日1回使うとベストです。

もし使い方が分からなければ、歯科衛生士や歯科医師に相談してください。一緒に練習してお口の中をピカピカにします。
歯間ブラシと、デンタルフロスを使うことで歯と歯の間の歯垢除去率が80パーセントもupするのでとても効果的です。是非、毎日活用してお口の中のケアをしながら歯周病、虫歯予防を心がけましょう。