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セラミックは30年後も使える?【八幡市の歯科医師が解説】


審美治療で広く活用されている「セラミック」は、安定性や強度が高く、長持ちすることで有名です。装置の寿命が長いことは良いのですが、例えば30年後も問題なく使えるほど長持ちするのかも気になりますよね。今回はそんなセラミックで作った詰め物・被せ物は、30年後も使えるのかどうかについて、八幡市のあゆみ歯科クリニックがわかりやすく解説します。

▼セラミックの寿命はどのくらい?

始めに、歯科治療で作った詰め物・被せ物全般の寿命についてですが、正直なところ“ケースバイケース”と言わざるを得ません。なぜなら、詰め物・被せ物を作った歯科医師の技術はもちろんのこと、治療後のケアの状況によっても装置の寿命は簡単に変動するからです。仮定の話ではありますが、世界で最も優れた被せ物を作ったとしても、その後のケアを怠ってしまえば、1年以内に寿命を迎えることもあります。その点も踏まえた上で、セラミックの寿命について考えてみましょう。

◎10~20年程度持つのが一般的

セラミックで作った詰め物・被せ物は、治療から10~20年程度持つのが一般的です。これは適切な方法で治療をして、その後のメンテナンスもしっかり受けていることが前提条件となります。今回のテーマである「30年後」とは、少しかけ離れた期間となっているため、がっかりされた方もいらっしゃるかもしれませんね。ただ、これはあくまで一般的な寿命であり、セルフケアとプロフェッショナルケアをきちんと両立させることで、30年後まで使い続けることも難しくはありません。

実際、私たちがこれまで関わってきた患者さんには、セラミックの詰め物・被せ物を治療から30年後まで使い続けている方も珍しくないのです。もちろん、京都府八幡市の歯科医院がどこもそうしたセラミックインレー・セラミッククラウンなどを提供できるわけではありません。あゆみ歯科クリニックのように、精度の高いセラミック治療を行える歯科医院だからこそ実現できることなのです。

▼セラミック歯を30年後まで使うためにすべきこと

セラミック歯を治療してから30年後まで使い続けたい場合は、以下の点を意識しましょう。

◎定期検診・メンテナンスを受ける

3~4ヵ月に1回くらいの頻度で定期検診・メンテナンスを受けることで、虫歯の再発を予防しやすくなります。セラミック歯に過剰な負担がかかる悪習癖や噛み合わせの異常も早期に発見できることでしょう。メンテナンスでは、正しい歯磨きの方法も学べます。

◎セルフケアを徹底する

歯ブラシによるブラッシングだけでなく、デンタルフロスを使ったフロッシングなどもしっかり行うことで、口腔衛生状態を良好に保ちやすくなります。セラミック歯の虫歯の再発リスクも低減できます。

▼セラミック歯は30年後まで使っても大丈夫なの?

セラミックは非常に安定した材料です。経年的な摩耗や変色はほとんど起こりません。材料が変質することもないため、30年後まで使い続けても、身体に悪影響が生じることはありませんよ。最近のセラミックは、見た目の美しさだけでなく、耐久性も兼ね備えた材料も増えてきており、長期的な使用に適した素材といえるでしょう。

▼まとめ

このように、セラミックで作った詰め物・被せ物は、ケアやメンテナンスをしっかり行うことで30年後まで使い続けることも不可能ではありません。平均的な寿命もレジン歯や銀歯より長くなっており、非常に優れた材料といえます。そんなセラミック治療を京都府八幡市でご検討中であれば、あゆみ歯科クリニックまでご相談ください。当院は、セラミック治療の実績豊富な歯医者さんです。