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セラミック矯正とは?特徴やメリット・デメリットを解説


矯正治療というと、マルチブラケット装置やマウスピース型矯正装置を用いた方法をイメージされることかと思いますが、最近は「セラミック矯正」というものが京都府八幡市でも注目を集めています。従来の矯正治療とは何が違うのか、どのような特徴やメリット・デメリットがあるのか、あゆみ歯科クリニックがわかりやすくご説明します。

▼セラミックの被せ物による治療

セラミック矯正は、セラミック製の被せ物を装着することによって、歯並びをきれいにする治療法です。従来の矯正治療とは異なり、歯を動かすことはしません。あくまで被せ物治療にとどまることから、治療期間も1~2ヵ月程度となっています。2~3年はかかる歯列矯正とは大きく異なり、気軽に受けることができる歯科治療ともいえます。

▼セラミック矯正で治せる歯並び

セラミック矯正では、いろいろな歯並びの問題を改善することができます。具体的には、出っ歯や乱ぐい歯、すきっ歯などをセラミック治療できれいに見えるように整えます。歯を動かす治療ではないため、重症度の高い歯並びの異常は適応できないことも多いです。

▼セラミック矯正で歯並びを整えるメリット

セラミック矯正で歯並びを整えると、次に挙げるようなメリットが得られます。

◎治療期間が短い

従来の歯列矯正と比較すると、セラミック矯正の治療にかかる期間は極端に短くなります。セラミック矯正であれば、後戻りの心配がないため、保定期間も必要ありません。すべての処置を1~2ヵ月で完結できることも珍しくないのです。一方、通常の矯正治療で歯並びを治す場合は、保定も含めると4~6年程度の期間を要します。

◎治療にかかる費用が安い

歯列矯正とセラミック矯正の費用を比較した場合、基本的には後者の方が安くなります。1,000,000円前後かかるワイヤー矯正は敷居が高いという方は、比較的安価なセラミック矯正を検討されてみても良いかもしれません。

◎歯の大きさや色も改善できる

セラミック矯正で改善できるのは、歯並びだけではありません。歯の大きさや色まで理想に近づけることができるので、仕上がりに満足される方が非常に多くなっています。とくに高い審美性が要求される前歯部の治療にはもってこいの手法といえます。

◎矯正装置による不快症状がない

歯列矯正では、何らかの装置をお口の中に装着しなければならず、日常生活に支障をきたす場面も少なくありません。セラミック矯正ならそうした装置による不快症状が一切なく、快適に歯並びを美しくできます。

▼セラミック矯正で歯並びを整えるデメリット

セラミック矯正で歯並びを整える場合、歯を削る必要が出てきます。矯正という名前がつけられているものの、実質的にはセラミックによる被せ物治療なので、健康な歯質をある程度削らなければなりません。この点がセラミック矯正における最大のデメリットといえます。また、治療の性質上、適応できる症例が一部に限られるという弱点もあるため、検討する際には歯医者さんとしっかり相談することが大切です。

▼まとめ

今回は、京都府八幡市のあゆみ歯科クリニックがセラミック矯正について解説しました。従来の歯列矯正のデメリットを解消できる治療法として昨今、注目を集めている手法です。当院でもこれまでたくさんの患者さまにセラミック矯正を実施しており、さまざまな症例に対応可能です。そんなセラミック矯正についてさらに詳しく知りたい方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。