• その他

歯医者が怖い!どうやって通院したらいいの?知っておきたい3つの対処法

歯医者が怖いという方は実は数多くいらっしゃり、多くの患者さんが怖くない・痛くない治療を求めて日夜歯医者を探しています。歯科医療で使う医療器具は非常に大きな音がしますし、歯医者で使う道具の音を聞くだけで多くの方が不安になり子供ではなおさら治療を嫌がってしまうのもうなづけます。いかに歯医者の治療が怖くないように受けられるか、知っておきたいポイントをご紹介いたします。

 

1歯医者が怖い!歯科恐怖症ってなに?

 

歯医者の治療があまりにも怖いと思われる方は歯科恐怖症と呼ばれる状態になっている可能性があります。歯科恐怖症は歯医者の診療に対して非常に強い恐怖心を感じてしまう病気で、簡単な虫歯の治療を受けるだけでも怖い気持ちが勝ってしまったり、先生を目にした瞬間に血圧や心拍数が上がり、治療に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。

歯科恐怖症を感じている場合にはまず、スタッフの方との信頼関係をしっかりと築いていくことが重要で、説明が丁寧で恐怖心にゆっくりと付き合ってくれるようなクリニックを探すことが重要です。知り合いからの紹介を頼りにしたり、自分でホームページなどを活用して治療を進めたりしながら納得のいく歯医者を選ぶようにしましょう。

 

 

2ひどい虫歯や歯周病でも大丈夫!痛みを除去する麻酔

 

歯科治療に対して恐怖心を感じる場合にはまず麻酔をしっかりと理解しておくと役立ちます。麻酔というのは痛みを除去する方法として広く知られているのですが、実は麻酔にもいくつか種類があり、どのような麻酔があり、どのような方法を組み合わせると患者さんにとって負担の少ない治療を受けられるのか理解しておくと非常に役立ちます。麻酔はインプラントや虫歯だけでなく、歯周病の治療や矯正治療でも活躍しますし、もちろん神経の治療でも麻酔を欠かすことができません。麻酔についての知識を身につけておきましょう。

 

・表面麻酔

表面麻酔というのはお口の粘膜の表面にお薬を塗りつけて行う麻酔法で、局所麻酔や伝達麻酔をする前に注射の痛みを緩和する目的で行われます。表面麻酔をするかどうかで麻酔の痛みが大きく変わってくるので、痛みの少ない麻酔を希望される場合や無痛の治療を希望する時には欠かせない麻酔の手段です。

 

・局所麻酔

局所麻酔は注射による麻酔で、虫歯の治療や神経の治療で頻繁に行われる麻酔法です。麻酔薬を歯茎の内部に注射し、神経の働きを遮断することで痛みを取り除きます。局所麻酔だけで小規模な鹿の手術ができるほど十分な痛みの除去ができるので、虫歯の治療や神経の治療では局所麻酔だけで十分痛みを取り除くことができます。

局所麻酔は炎症が大きくなっている場合にはなかなか麻酔薬が効きにくくなってしまうことがあり、このような場合にはまず炎症を抑えるために抗生物質の内服を行なったり、炎症を抑える薬の内服を行います。痛みを感じないようにするためにも、治療の前の準備が非常に重要になるのです。

 

・伝達麻酔

伝達麻酔は歯茎ではなく、顎奥の神経の根元に麻酔薬を作用させる方法です。根元から痛みの遮断を行うことができるので、非常に便利な方法ですが、片顎全体の痛みを麻痺させてしまうので、伝達麻酔を用いることはあまりありません。

治療の範囲が広い場合や、治療の時間が長くかかる場合に用いることが多いので、大掛かりな治療を行う場合に利用すると思いましょう。

 

・静脈内鎮静法

静脈内鎮静法は不安感を除去するための治療手段です。睡眠薬に似たようなうとうとと眠らせるような成分が含まれた薬剤を点滴を通じて投与する事で治療を受けている間に不安感を少なくしたり、眠ったまま治療が受けられるようにする治療法です。歯科医療に対する恐怖心が強い場合にはこのような手段で不安感を取り除くことができるので、治療を受ける前にあらかじめ歯医者と相談しておくといいでしょう。インプラントなどの治療を希望する場合には治療の時間が長時間にわたったり、ある程度歯医者と長い付き合いが必要になります。しっかりと納得のいく歯医者選びをするようにしましょう。

 

 

3怖くない歯医者はこうやって選ぼう!

 

怖くない歯医者を選ぶにはいくつかのコツがあります。まず大切なのは麻酔についての説明をしっかりとしているかどうかです。ホームページなどで麻酔についての説明をしっかりと行なっている歯医者は麻酔に対して熱心に取り組んでいる歯医者と考えることができ、いかに不安を取り除く治療にしているかの一つの指標になります。時間を決めて予約をとる時の応対も非常に重要です。不安感が強い方は治療にある程度時間をかけ、少しずつ治療を進めていく必要があり、不安感をなくすようにある程度治療時間を確保してくれる歯医者も不安感が強い方にとって非常に安心できる歯医者でしょう。歯医者の治療に恐怖心が伴うのは仕方のないものです。不安感にも寄り添ってくれる歯医者とともに、しっかりと治療を受けていきましょう。