こんにちわ、今回は「矯正と虫歯、歯周病の関係」についてお話ししたいと思います。
まずはじめに、虫歯と歯周病の違いについて話します。
虫歯とは虫歯菌によって歯質がなくなっていくことを言います。
歯周病とは歯周病菌によって歯周組織が破壊されることを言います。まったく別の病気と言えます。
どちらも、痛みや口臭の原因となり虫歯の方はひどくなると痛みに耐えられず歯の神経をとらなくてはいけないほどになります。歯周病の方はひどくなると歯がグラついてきてやがて歯が抜けてしまいます。
そこでそうならないように、しっかりとお口の清掃が必要となります。
続いて矯正のお話しをしたいと思います。
皆さん歯並びがわるい、見た目が悪いと言う理由で矯正をされる方が、多いのですが矯正することのメリットはたくさんあります。

①見た目の改善
② 歯のかみ合わせによる頭痛や肩こり、顎関節症などの痛みの改善
③歯並び改善による歯みがき効果(歯並びが悪いと歯みがきしにくくなります)
④噛み合わせ改善による運動能力の向上(噛みしめることによって力が向上)
などがあります。
よって虫歯予防、歯周病予防にも矯正は有効な手段の1つと言えます。
気を付けないといけないことは、矯正中は歯磨きがしにくいことにあります。矯正中は口の中にワイヤーや矯正装置と呼ばれるものが装着されるからです。
期間も数年とかかるので虫歯リスクが高まります。
普段の歯磨きでは、なかなか磨ききれないので是非当院でお口のケアもしていただければと思います。また、取り外せるような装置は装置の清掃も行って下さい。清掃用のクリーナー等もあります。
分からないことがあれば何時でも当院スタッフに気軽に聞いていただければとおもいます。

最後にまとめますと、虫歯と歯周病はともに口臭の原因となりひどい場合は歯がなくなります。
それを予防するには口の中を綺麗に保つことが重要で歯磨きしやすいように矯正する事も手段の1つです。矯正中は虫歯リスクが高まりますので、プロの衛生士によるケアをお勧めいたします！

皆さんが、美しく、健康で、笑顔で食事が出来るよう当院スタッフ一同願っております。
皆さんのサポートが出来る日を楽しみにお待ちしておりますのでどうぞ気軽にご来院ください。
ありがとうございました。