「小規模多機能ホーム まごころ城陽」にて、高齢者の虫歯、歯周病予防について講演しました。
京都府城陽市にあります、「小規模多機能ホーム まごころ城陽」にて、
高齢者やその介護の方、ご家族向けに、虫歯や歯周病予防に関する講演をさせていただきました。
虫歯や歯周病に、老若男女はなく、若い人にとっても、高齢者の方にとっても、
防ぎたいものの一つです。
とはいえ、高齢者の方の場合は、
もしも虫歯になってもなかなか自分で歯医者さんへ行けない、
何回も通えない、ということが多いです。
付添いのご家族の方々の負担も大きくなってしまします。
その意味では、若い人以上に、
虫歯や歯周病予防に力を入れる必要があります。
特に加齢変化として、どうしても少しずつ歯周病が進んできていしまったケースでは、
歯がどんどん長くなって(歯茎が下がって、歯の根が見えてきてしまう)きており、
その場合、さらに歯磨きが難しくなってしまい、
その部分が虫歯になりやすくなる、
あるいは、その部分の汚れがたまることで、そこからさらに歯周病が
進んでしまう、ということが起きたりします。
そうするとどんどん歯が少なくなってしまったり、
痛みや腫れが出てしまい、食事ができない、
今までよりも軟らかいものしか食べられない、
ということになり、だんだん元気がなくなっていってしまったりします。
それを防ぐため、ご高齢の方の場合、
より一層、歯のプラークコントロールが大切になります。
この講演では、まずその基本のお話や、簡単な歯の磨き方、
介護の方向けに、どのような磨き方が良いか、
などを質問の時間を交えながら、お話させていただきました。
皆様、とても熱心に聴いて下さり、質問も沢山していただけ、
お口の中への関心が高いのだなあ、と嬉しくもあり、
我々歯科に携わる人間も、より気を引き締めて、
お口の健康の増進に励まなければいけないな、と思いました。
まごころ城陽
〒610-0111 京都府城陽市富野南清水68番地6