インプラントってダメなの?
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<インプラントってダメなの?>
歯のインプラント治療は、失った歯の代わりに、主にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯冠を被せる治療法です。外見や構造が自然な歯に近く、周りの歯を削ったり負担をかけることもありません。
しかし、一部の人々は「インプラントはダメ」と言われることがあり、主な理由としては、下記があげられます。
1.手術によるリスク:インプラント手術には、一般的な外科手術と同様に、麻酔のリスク、感染のリスク、出血のリスク、神経や血管の損傷のリスクがあります。
2.骨の質や量による制限:インプラントをするには、十分な量と質のある骨に埋め込まれる必要があり、骨量や骨質が不足している場合、インプラントがうまく定着しない可能性があります。
3.手術後の痛みや腫れ:インプラント手術後は、痛みや腫れが起こることがあり、手術後の回復期間中は、傷口が感染しないように適切なケアが必要です。
4.インプラント周囲炎:インプラント周囲炎は、インプラントが埋め込まれた場所の周囲の組織が炎症を起こす状態で、炎症が進行すると、せっかくいれたインプラントが定着しなくなる場合があります。
5.インプラントの寿命:インプラントは、口腔内で常に負荷を受け続けるため、寿命があり、適切なケアを行っていても、インプラントは数年から数十年で失敗することがあります。
6.コスト:インプラント治療は、一般的な歯科治療よりも高価で、医院にもよりますが1本あたり30~50万円かかります。
あゆみ歯科クリニックでは、上記の問題に対して少しでも解決できるよう対応させていただいております。
1.手術によるリスクに対しては、IDIA(国際インプラント協会)専門医を取得している歯科医師も在籍しており、経験豊富な歯科医師が対応しており、手術の成功率が高まり、リスクを減らすことができます。
2.骨の質や量による制限については、歯槽骨を再生する方法としてGBRという手法があり、その手法も当院で対応可能となっております。
3.手術後の痛みや腫れに対しては、抗生物質や鎮痛剤の処方をすることはもちろんですが、それ以外にも重要なのが術後の適切なケアです。手術後の定期的なケアもさせていただきますので、ご安心ください。
4.インプラント周囲炎については、正確なインプラント手術が必要です。インプラント治療を行う前に、適切な診断を受け、正確な手術計画を立て、手術中には、十分な麻酔や消毒が行われ、インプラントを正確に埋め込む必要がありますが、その点も経験豊富な歯科医師が対応させていただきますし、インプラント治療後も、口腔内の清掃についてはブラッシングやフロス等専門器具を使用して、細菌の繁殖を防止し、口腔衛生の維持を対応させていただきます。
5.インプラントの寿命に対しては、正確な手術とインプラントの適切な配置が必要ですが、当院では高品質で信頼できるメーカーの製品を使用させてもらっておりますので、ご安心ください。また、手術後には患者様に健康的な生活習慣を保つことが重要となりますので、生活習慣等に対するアドバイスもさせていただきます。
6.コストについてですが、インプラント治療は手軽に受けられるものではありませんので、1回当たりの費用を抑えられるよう、デンタルクレジットも用意をさせていただいております。ただ、それでも安いものではありませんので、当院としては無理をしてでも患者様に受けてもらいたいとは思っておりません。実際に、インプラントが必要でない場合もありますので、ご自身のお財布や歯科医師と相談しながら、現時点で最適な治療方法を選択いただければと思っております。それこそが、患者さんにとって最適な治療法だと考えております。
インプラントはダメな治療ではありません
インプラント治療は、多くのメリットがあります。自然な咀嚼や見た目が天然の歯に近く、周りの歯に悪影響を与えず、長期間使用できるという利点があります。虫歯になる心配もありません。インプラント治療は、周りの歯を犠牲にすることなく咬み合わせを維持することができるため、他の治療法と比較して優れたメリットがあります。
インプラントに適していない方
インプラント治療には適さない方もいます。チタンアレルギーを持つ方や成長途中のお子様には、インプラント治療を受けることができません。重度の糖尿病や高血圧の方、骨粗鬆症でビスフォスフォネート製剤を投薬している方も、治療を受けることができない場合があります。ヘビースモーカーでも治療は可能ですが、失敗するリスクが高くなるため、禁煙を推奨しています。
インプラント治療に興味がある方、迷われている方
治療法の選択肢は、患者さんごとに異なります。ただし、歯を失った場合には「何もしない」という選択肢は避ける必要があります。しっかりと歯科医師と相談して、最適な治療法を見つけましょう。
インターネットには正しい情報が多く掲載されていますが、誤った情報もあるため、注意が必要です。また、患者さんのお口の状態に合わせた治療情報は、個人によって異なります。歯科医師にお口の状態を診てもらい、適切なアドバイスを受けることが大切です。失った歯の治療についてお悩みの場合は、一度歯科医師に相談して、最適な治療法を見つけましょう。