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液体歯磨き・洗口液の違い

福原隆久:歯医者さんが教える、

福原+住友:歯の秘密。

福原:こんにちは。木曜日の昼下がり、いかがお過ごしですか。ここからは歯医者さんが教える歯の秘密、でお楽しみください。お相手はあゆみ歯科クリニック院長福原隆久と、

住友未央:住友未央です。この番組では歯に関するさまざまな情報をお届けし、予防歯科で健康寿命を延ばし、健やかな未来を目指します。当たり前のようで知らなかった歯科の世界を、楽しくお勉強しましょう。それでは最後までお付き合いを、

福原+住友:よろしくお願いいたします。

住友:歯医者さんが教える歯の秘密。この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りいたします。

住友:あゆみ先生、今週もよろしくお願いいたします。

福原:よろしくお願いいたします。

住友:9月12日ですね。

福原:はい、9月中旬ですね。

住友:夏休みが終わり、お子様たちもそろそろ落ち着いてこられましたか。

福原:そうですね、学校に健やかに行っているのではないかと思います。勉強なども日々頑張っていますね。

住友:以前、お子様の矯正について、ラジオネームまっさんから質問メールをいただいていましたが、覚えていらっしゃいますか。

福原:はい、覚えています。歯並びのことでしたよね。

住友:福原先生、こんにちは。以前子どもの矯正についてアドバイスしていただきました。夏休みに歯医者さんと相談して、もう少し様子を見てから、ということになりました。どうもありがとうございました、ということです。

福原:ありがとうございます。それで済めば何よりですね。

住友:9歳の息子さんで、少し前に歯が出ているということで、どのような矯正方法がありますか、ということでした。まだ小さいので、もう少し様子を見てから、ということになったのでしょうか。

福原:そうですね。9歳、10歳で様子見ということであれば、そこまで矯正しなければいけない度合いがひどくなかったのではないかと思います。もし、歯並びがひどければそろそろ矯正に手をつけなければならない時期かと思われます。経過観察とうことでありましたら、それ程ひどくありませんよ、大丈夫ですよ、という意味合いが多いのではないでしょうか。

住友:良かったですよね。実際に歯医者さんに足を運んでいただいた結果ですね。

福原:ありがたいですね、行動を伴っていただいて。

住友:再び、まっさんから質問をいただいております。液体歯磨きと洗口液について教えてください。今まで何も考えず、歯磨きの後に仕上げのうがい液として使っていたのですが、液体歯磨きと洗口液と書かれた商品があることに気付きました。

福原:一応分けられているみたいですね。それ程の違いはないと思うのですが。

住友:2つはまったく違うものなのでしょうか。効果に差はありますか、というご質問です。

福原:そうですね。使い方などはまったく違うものとされています。かなり以前に、いろいろな歯磨剤がありますが、どんな歯磨剤がいいでしょうか、という話題の時にも申し上げたように、日本の法律の中で成分等決められていますので、決められた成分は決められた量入っております。ですから、各社製品に大きな差はありません。今回も、その決められた範囲の中でのお話になるかと思います。具体的な違いをあげますと、洗口液は、歯磨きの後にうがい液として使用するものです。

住友:洗口液はうがい液なのですか、口の中を洗うのですか。

福原:そうですね。

住友:イソジンとまた違うのですか。

福原:イソジンで洗口する人がいても悪いわけではないですが、あまりいないですね。イソジンは喉ですね。耳鼻科さんで出るうがい薬ですね。

住友:うがい薬になるのですね。たくさんありすぎて、分からないものですね。

福原:洗口液は、歯医者さんの分野で歯磨きの後に口の中を洗うもの、ということでしょうね、おそらく。リステリン等ですね。歯磨きは歯ブラシにつけて磨くタイプですとか、人によっては、口の中に歯磨き粉を入れて、それで歯を磨く等ありますね。

住友:液体歯磨きを使ったことがありませんので、日ごろはペーストタイプを使用していますので、よく分からないのですが。

福原:そうですね、私もペーストタイプですので、実生活では使ったことがないのですが、売られていますよね。最初に出た背景についてもそれ程詳しくはないのですが、お子様も含めて、チューブ型が気持ち悪いという方用でしたり、外出していてうがいをしづらいので、少しでも楽にできるように、という理由であったように記憶しています。違いというならば、そのような違いですね。使う時間がまず違いますよね。歯磨きをしている時と、歯磨きを終わった後のうがい薬として使うのと。

住友:ダブルで使っていらっしゃる、まっさんは非常に意識の高い方ですよね。

福原:おっしゃる通りですね。ペーストの歯磨きがお嫌いでなければ、ペーストの方がいいのではないのかな、という気はしています。

住友:より良くするには、ペースト状の歯磨きの後に、洗口液でしょうか。

福原:そうでしょうね。液体歯磨きというものは、あくまでペースト状の歯磨きが使えない・苦手だ、という状況の下で使用するものだという認識があります。申し訳ありません、商品によっては、そうではないというメーカーの規格の方もいらっしゃるかと思いますが、その場合は、どんどんこちらにメールをいただきたいと思います。すぐに謝罪して、このメーカーのこの商品がすごいぞ、ということをお伝えしたいと思っておりますので。私の知る限りでは、ペースト系の歯磨きの方が、各メーカーともに研磨剤が入っています。ラウリル硫酸ナトリウムという発泡剤も入っていたりしますので、清掃効果としては高いのではないか、と考えられるのではないか、と私としては考察しています。

住友:液体歯磨きよりも、ペースト状の方が少しいいのではないかと。

福原:そうですね。成分から考えると、同じ歯磨きの技術の方が同じ方法で磨くと仮定したら、ですが。多分ペースト系の方がきれいになりやすいのではないか、と思うのですが。

住友:また、こちらの話もぜひ伺いたいと思います。

福原:ぜひこの話題は、いろいろなメーカーの方に聞いていただいて、いや、そうではありませんよ、わが社は、とアピールしていただきたいですね。わが社はここが違います、と。

住友:クレームも受け付けます、と。

福原:はい、商品アピールも兼ね、この場に来ていただきたいですね。

住友:ぜひ、商品のアピールを、お待ちしております。

福原:お待ちしております。

住友:まっさん、疑問は晴れましたでしょうか。皆さまもぜひ、歯に関する疑問などがありましたらお待ちしております。宛先は、mail@kiku-fm779.com、またはファックス072-843-8686までお送りください。お待ちしております。

福原:お待ちしております。では、また来週のこの時間にお目にかかりましょう。歯医者さんが教える歯の秘密、お相手はあゆみ歯科クリニック院長福原隆久と、

住友:住友未央でした。それでは、来週まで、

福原+住友:ごきげんよう。

住友:歯医者さんが教える歯の秘密、この番組は、あふれる笑顔をすべての人に、あゆみ歯科クリニックの提供でお送りいたしました。