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歯が着色しないようにするには、普段どう気を付ければいいですか?

昨今、日本人の虫歯の数は順調に減ってきています。それだけに、虫歯という病気ではなく、歯の審美性に悩みを抱く人が増えてきました。これはとても良い傾向といえます。なぜなら、審美性に気を使うことは、結果として虫歯や歯周病予防にもつながっていくからです。ここでは特に歯の着色について、発生する仕組みや予防法を詳しく解説します。

 

  • 歯は真っ白な組織ではない?

 

歯の着色を気にされている方は、普段から鏡で歯の色を確認されていることかと思います。その変化に気づき、着色をどうにかしたいと悩まれているのでしょう。そこまず前提として、歯という組織は真っ白ではないということを知っておいてください。

 

  • 象牙質が透けて黄色みがかっている

 

歯の表面には、エナメル質という半透明の硬い組織が存在しています。その下に、象牙質と呼ばれる黄色みがかった組織が隠れています。ですから、健康な歯というのは、本来少し黄色みがかっているのです。これは半透明のエナメル質から象牙質が透けて見えるからです。そのため、真っ白な人工歯を口腔内に装着すると、逆に違和感が生じますので注意が必要です。あるいは、着色に悩まれている方は「とにかく歯を真っ白にしたい」という考え方ではなく「歯が持つ本来の白さへと戻したい」と考えるようにした方が良い結果が得られるかと思います。

 

  • 歯の着色の原因と予防法

 

歯が着色する原因は、以下に挙げるようにいくつか存在しまず。

 

1 食べ物や飲み物が原因

 

カレーやコーヒーなど、食品そのものが着色性を持っている場合、歯に色素が沈着することによって着色が生じます。これらを防止するには、普段から着色性の強い飲食物を避けることが一番です。とりわけ、コーヒーや紅茶を毎日飲む習慣がある方は、1日に飲む回数を減らしたり、別の飲み物で代用したりしましょう。コーヒーカップやティーカップを見てもわかる通り、これらの着色性は非常に強いです。

 

2 虫歯が原因

 

虫歯が原因でも歯の着色が起こります。虫歯になると、エナメル質や象牙質が軟らかくなったり、欠けたりしますので、そこへ着色性の物質が沈着するのです。こういったケースでは、とにかく根本的な原因の虫歯を治療する必要があります。虫歯を削って、詰め物なり被せ物なりを装着することで、着色が抑えられます。

 

3 口呼吸が原因

 

口呼吸をしていると、口腔内が乾燥します。すると、唾液による自浄作用が低下するため、着色性物質が歯面に残留するのです。ですから、普段から口呼吸をしている人は、鼻呼吸へ移行することをお勧めします。口呼吸は、歯の着色だけでなく、様々なお口のトラブルを引き起こす原因となりますので、早急に改善していきましょう。

 

  • ブラッシングをしっかり行う

 

ブラッシングが不十分だと、歯垢や歯石が堆積します。また、着色性物質も歯面に残りやすくなりますので、普段からブラッシングを徹底することが大切です。また、デンタルリンスなども活用することで、口腔内を衛生に保つよう心がけましょう。

 

  • 不適切なブラッシングは逆に着色を招く?

 

毎日ブラッシングをしっかり行っていても、その方法が不適切だと逆に着色を招くことがあります。具体的には、硬い歯ブラシで無闇にゴシゴシと強く磨いていると、歯の表面に無数の傷ができ、そこへ着色性物質がたまりやすくなるのです。エナメル質はとても硬い組織ですが、強力なブラッシング圧によって傷がつきやすい傾向にあります。

 

  • 歯科医院で正しいブラッシング法を学ぶ

 

歯を傷つけない適切なブラッシング法は、歯科医院で学ぶことをお勧めします。歯科医院では、あなたに合った最良のブラッシング法を提案してくれます。

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